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栄養学と食事療法大事典

管理栄養士はもちろん医師・看護師などの医療関係者から、今後ますます重要度が高まる治療・介護食や機能性食品の研究開発まで、食と栄養に携わる全ての人にとって必携の書。

本書には、栄養ケアプロセスと専門用語が使いやすい形で統合された資料が掲載されている。栄養ケアでの作業を書面にまとめるために標準化された方法を知るには、あるいは患者に提供するケアを説明する方法を構築するには、この資料が不可欠となる。また、多くのサイトの評価グループにより、患者や顧客のケアにおける私たち栄養専門家の有用性が実証されたり高められたりする可能性もある。

アセスメント、診断、介入の基本は最初の15章に収載されている。ここには栄養学の基本である消化、吸収、代謝、ゲノミクスの役割、栄養素の代謝、炎症、統合医療が網羅されている。次の6章ではライフステージごとの問題について、その次の5章では最善の健康と動作能力を得るための栄養学について解説されている。

内容

第13版は、患者と一般の人々の医学的栄養療法と健康寿命・健康維持の両方に役立つ書です。栄養ケアプロセスは栄養士会の基本研修項目であり、管理栄養士はもとより医療・看護関係者や健康食品の研究者にも有益な内容になっています。

著者について

執筆・編集

■ L・キャスリーン・マハン(L. Kathleen Mahan)
Nutrition by Design社(ワシントン州シアトル)栄養カウンセラー兼糖尿病療養指導士。ワシントン大学(ワシントン州シアトル)医学部および小児科非常勤講師。

■ シルビア・エスコット・スタンプ(Sylvia Escott-Stump)
イーストカロライナ大学(ノースカロライナ州グリーンビル)栄養学科栄養士研修主任。Nutritional Balance社(ノースカロライナ州ウィンタービル)栄養コンサルタント。

■ ジャニス・L・レイモンド(Janice L. Raymond)
Sodexo社およびProvidence Mount St. Vincent(高齢者介護施設/ワシントン州シアトル)臨床栄養士主任。バスティール大学(ワシントン州ケンモア)非常勤教員。

監修者

総監修

■ 香川 靖雄 (かがわ やすお)
女子栄養大学副学長、自治医科大学名誉教授、医学博士。

■ 木村 修一 (きむら しゅういち)
東北大学名誉教授、昭和女子大学名誉教授、NPO法人 国際生命科学研究機構(ILSI)日本支部会長、農学博士。

監修

■ 鈴木 志保子 (すずき しほこ)
神奈川県立保健福祉大学教授、NPO法人 日本スポーツ栄養学会会長、医学博士。

■ 渡邊 昌 (わたなべ しょう)
公益社団法人 生命科学振興会理事長、NPO法人 日本綜合医学会会長、一般社団法人 統合医療学院学院長、医学博士。

■ 溝口 徹 (みぞぐち とおる)
新宿溝口クリニック院長。

■ 桑田 有 (くわた たもつ)
人間総合科学大学大学院 人間科学部健康栄養学科専攻長、NPO法人 国際生命科学研究機構(ILSI)本部理事、同日本支部副理事長、農学博士。

訳者

高橋 由美子、城内 良江、藤田 真樹子、川島 由紀子

著者略歴

木村 修一
東北大学名誉教授、昭和女子大学名誉教授、国際生命科学研究機構(ILSI)会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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【ガン/がん/癌】について

日本では腫瘍を表す表記法として固形腫瘍を意味する「癌」や、白血病やリンパ腫など血液系の腫瘍を含む「がん」などの表記が一般的ですが、当会ではこれま
で知られていなかった浸潤・転移する恐いガンと浸潤・転移をしない問題の少ないガン(欧米で「偽ガン(医学用語idle)」と呼ばれ日本で「がんもどき」と呼ばれる積極的な治療を必要とせず経過観察の対象となる腫瘍)まで含めて「ガン」という表記を使用しています。そこでこのサイトでも(「がんセンター」などの固有名詞を除き)新しい表記法である「ガン」を使って表記したいと思います。

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