当会の治療・症例研究について
当会では、現在の標準治療(保険治療)では完治が難しい進行ガンや難病などの疾患に対し、最先端医療から伝統療法まで幅広い治療法(自由診療)での治療研究を推進しています。
これらの治療研究は全国の会員医師や提携医師のネットワークを通じ、お申込み後、適切な医師をご紹介し、ご紹介した担当医療機関にて、推奨検査を実施するところからスタートします。
これら推奨検査は、患者様の病状や病態に合わせた治療の方針を決定するために、必須の検査となります。
まずは、以下の検査内容の情報をよくご確認の上、検査申し込みフォームよりご連絡ください。
当会で推奨する検査の詳細に関しては、下記をご覧ください。
ガン治療の基準検査
セルフリーDNA検査(cfDNA)※(必須:推奨検査)
血中を流れる遊離DNAの濃度を測定することでガンの勢い、リスク評価、治療効果の判定、再発予防などに活用されます。
検査参考値:
・700pg超 → ガンの初期状態が多く見られる領域ですが、超早期で画像診断や腫瘍マーカーでは検出困難な段階です。
・2,000pg未満→ 多くが進行ガンですが、十分に治療可能であり寛解に至る可能性が高い領域です。
・3,000pg未満→ ステージ4でも約8割が治療可能で寛解に至る可能性がある領域です。
・3,000pg超 → 病状がかなり進行し、奏功する治療法が少なく、治療自体が難しい領域です。
各医療機関での参考価格:300,000円程度(税込)
※自費診療のため医療機関により検査費用が異なります。
微小流路デバイス法CTC検査(任意:推奨検査)
血液中に流れている「ガン細胞」を直接とらえる検査です。
・上皮性ガン細胞→抗ガン剤が効く原発巣に多いガン細胞。転移せず進行も早くないのでそれほど恐くないガン細胞。
・間葉系ガン細胞→抗ガン剤が効かないガン細胞。転移巣に多く、転移・浸潤し進行も早いので非常に恐いガン細胞。
・中間体ガン細胞→上皮性と間葉系のガン細胞の中間体のガン細胞。間葉系に変異する途中の恐いガン細胞。
(上記の様に、ガン細胞の種類を調べ、進行が早い難治性の転移ガンか否かを測定します)
海外では「ガンの疑いがある場合まずCTC検査を行う」とされるほど一般的かつ重要な検査として活用されています。
各医療機関での参考価格:300,000円程度(税込)
※自費診療のため医療機関により検査費用が異なります。
IgG4抗体検査(任意:推奨検査)
mRNAワクチンを摂取した方に強く推奨される先端検査です。
現在、ターボガンという急速に進行し悪化するガンが増えてきています。
ターボガンはmRNAワクチン接種により誘発されているケースが多いため、ワクチン接種者のガン患者にはIgG4抗体検査を推奨しています。
一般的なIgG4抗体検査とは異なります。一般的に保険治療で行えるIgG4抗体検査はigG4を測定することで免疫異常の確認を行います。
当会で行っているCovid19(新型コロナウイルス)IgG4抗体検査はCovid19(新型コロナウイルス)に特定したigG4を測定しますのでピンポイントで状態把握に繋がります。
各医療機関での参考価格:77,000円程度(税込)
※自費診療のため、医療機関により費用が異なります。
新型コロナ関連検査
Covid19(新型コロナウイルス)IgG4抗体検査
全IgG4抗体のうち、Sタンパク反応性IgG4のみを測定することが可能。
① 新型コロナウイルス特異的抗S蛋白IgG4抗体検査
② 新型コロナウイルス特異的抗S蛋白IgG4抗体検査+抗N蛋白(N IgG)IgG抗体・抗S蛋白(S IgG)IgG抗体検査
検査の詳細
こちら をご確認ください。
検査施設
会員医療機関にて検査が可能です。
(東京都、長野県、大阪府、島根県、その他の件は応相談)
費用
こちらの検査は、全額自己負担(自費)となりますので検査費用は医療機関により異なります。
臨床研究の基準検査(医療機関での検査)
当会では、ガン・心臓病・脳卒中・認知症・自己免疫疾患・神経変性疾患など、様々な病気の状態を測るマーカー検査として、下記の検査を推奨しています。
下記検査は、病院・クリニックなどでの、自由診療の検査として測定可能です。
亜鉛(Zn(亜鉛))血清検査(136点) ※治療研究に必須
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/001723402
※食欲不振、元気消失、下痢、皮膚疾患、原因不明の痒み、味覚障害、臭覚障害、褥瘡、骨粗鬆症、精神疾患、ガン、成長障害、老化促進、不定愁訴など、多岐に渡る症状・病態の原因となる。
※現行基準値は80~130(μg/dL)→研究会推奨値80μg/dL以上
※世界的な統計で健常者の標準範囲は65~110(μg/dL)
※60μg/dL未満は亜鉛欠乏、80μg/dL未満は潜在的亜鉛欠乏が疑われるが、60未満の健常者もいれば、範囲内の亜鉛欠乏症患者も存在するため、数値よりも病状・病態変化の観察が重要。
25(OH)D(=血中VD量)血清検査(117点)※治療研究に必須
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/001520902
VDはホルモン・体内抗生剤の材料→研究会推奨値60~100ng/ml
※ガンマーカー、自己免疫疾患マーカー、アレルギー疾患マーカー、として多くの研究論文で、血清25(OH)D3は、ガンや自己免疫疾患の有用なマーカーであるとされています。
※血清亜鉛値と同様、範囲外で健常者もいれば、範囲内の患者も存在するため、数値よりも病状・病態変化の観察が重要。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29217467/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30371905/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31077177/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33340057/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33324234/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29319717/
ほか論文多数
白血球分画(抹消血液像)血清検査(15点)/末梢血液一般検査(21点) ※治療研究に必須
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/003221201
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/T00000015
血液像・白血球像→研究会推奨値:(NLR=好中球/リンパ球比)1.5以下/リンパ球2000以上/NL比率1.5以下
抹消血液一般検査→研究会推奨値:(PLR=血小板/リンパ球比率)1.5以下/MCV(平均赤血球容積)100±1
※ガン、ストレス、などのマーカーとして世界中で多くの研究論文があり、ガンの予後の予測に有用なマーカーとされています。当会特別顧問であった新潟大学名誉教授・故安保徹先生らが導入を推奨していました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28380461/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26243392/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26077119/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26074706/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26416715/
ほか論文多数
脂肪酸分画(4成分)血清検査(405点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/00117A302
オメガ3/6比(=EPA/アラキドン酸比率) → 研究会推奨値 比0.5~1.0
※動脈硬化、ガン、自己免疫疾患、認知症、老化等のマーカー、として多くの研究論文から、オメガ3系肪酸と6系脂肪酸の比率は、動脈硬化、ガン、自己免疫疾患などの有用なマーカーになるとされています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12442909/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26795198/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23395782/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24228198/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22085587/
ほか論文多数
BUN(尿素窒素=蛋白質)血清検査(11点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/000780202
BUN(体内蛋白質の指標)→研究会推奨値 15~20mg/dl
※精神疾患マーカー、蛋白質マーカー、として
※BUNは腎臓機能障害の重要なマーカーですが、分子栄養医学の世界では蛋白質の充足度を測るマーカーとして、有用とされています。
HDLコレステロール 血清検査(17点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/001090102
HDLコレステロール(HDL-C)→研究会推奨値:77mg/dL以上(アポリポ蛋白A1:190mg/dL以上)
HDL-C(またはアポリポ蛋白A1)は疫学調査の結果からガンと自己免疫疾患のマー
カーとして有用と報告されています。
※ガン、自己免疫疾患のマーカーとして多くの疫学調査やメタアナライシスで、低HDL-C(高アポリポタンパク質A1)はガン(多発性骨髄腫、骨髄増殖性腫瘍、非ホジキンリンパ腫、乳ガン、肺ガン、神経系ガン等)及び自己免疫疾患のリスク増加と関連。ガン・自己免疫疾患のマーカーとして有用であるとされています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29223765/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32998735/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30745290/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27844137/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16291015/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30871387/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30510601/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26875520/
ほか、論文多数
AST/ALT 血清検査 (各17点)
参考URL(AST):https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/000110202
参考URL(ALT):https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/000140202
AST、ALTとも10未満、または乖離度合が2以上あればビタミンB群(特にB6等)の不足が懸念されます。 研究会推奨値:AST,ALTとも15以上、乖離度2以内
AST、ALTは本来肝機能のマーカーですが、いくつかの論文でガンの予後に関するマーカーとして有用と報告されています。
※ガン、体内ビタミンB群、などのマーカーとして世界中で多くの研究論文があり、ガンの予後の予測に有用なマーカーとされています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33419840/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27732629/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27226065/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33228184/
ほか、論文多数
フェリチン(貯蔵鉄=鉄タンパク)血清検査(108点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/011850602
体内の鉄量の指標→研究会推奨値 100~200ng/ml
低値(100ng/ml未満)は、うつ・貧血・精神神経疾患などのマーカー
高値(400ng/ml以上)は、ガンリスク・動脈硬化リスク・膠原病のマーカー
※ガンマーカー、うつ・精神疾患マーカー、動脈硬化マーカー、として推奨
※フェリチンは鉄貯蔵状態の重要なマーカーですが腫瘍を測るマーカーとしても有用とされています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23606622/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28160568/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32203223/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15963791/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12734900/
ほか論文多数
老化治療の基準検査
IGF-1(ソマトメジンC)血清検査(212点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/003850902
インスリン様成長因子→研究会推奨値 100ng/ml未満
※ガンマーカー、慢性疾患マーカー、老化マーカー、として多くの研究論文からIGF-1は、ガンや老化(老化疾患、老化諸症状)などと密接に関係し有用なマーカーになるとされています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31366504/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30084561/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27312888/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31132076/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23182194/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32142767/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23434537/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15562830/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33459974/
ほか論文多数
糖尿病治療の基準検査
ヘモグロビンA1C(HbA1c)(49点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/000140202
HbA1c(体内糖化=老化の指標)→研究会推奨値 4.8~5.4%
※ガン、慢性疾患、老化のマーカーとして、3カ月に1回程度の頻度を推奨。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26577885/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26575601/
ほか論文多数
ご案内事項
■- 医師のご紹介には、申込受理後、約1週間ほどお時間をいただきます。
■- ご紹介する医師の診療は、原則すべて自費診療となります。
※当会で推奨する検査や治療は一部を除き、通常保険診療はご利用いただけません。(詳細は担当医療機関にお尋ねください)
※初診料は医療機関によって異なりますが通常1万円以上かかります。(詳細は担当医療機関にお尋ねください)
※診察料や処置料は、当会で推奨する検査や治療とは別に費用が発生します。予めご了承ください。














