当会では、ガン・心臓病・脳卒中・認知症・自己免疫疾患・神経変性疾患など、様々な病気の状態を測るマーカー検査として、下記の検査の有効性の検証研究も行っています。
TAQ検査
唾液による18項目の検査×2回セット
ガン関連4種類、老化関連3種類、免疫関連11種類の合計18種類
45,000円+税)×2回セット=合計税込99,000円
タンパク質合成を促すメッセンジャーRNAを調べる検査です。
現時点で世界最高レベルの解析技術で、痛みを伴わない唾液でも測定が可能です。
ガンや病気の超早期発見のための検査としてだけでなく、治療研究の効果測定や、治療経過の進行把握などにも有用な検査です。
通常の血液検査と比較し、侵襲もなく、使用前後の2回の数値を比較する事で治療素材の有用性を客観的に測る事が可能で、個人の治療評価に適しているため、今後当会で行う全ての治療研究で導入することとしました。
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医療機関での検査(自由診療)
微小流路デバイス法CTC検査
難治性の4種類のガン表面マーカーを測定可能な新型のCTC(Circulating Tumor Cells;循環腫瘍細胞)検査。微小流路デバイス法によるCTC検査の受付を会員医師の医療機関向けに、再開準備中です。
微小流路デバイス法検査:税別200,000円(税込220,000円)
PD-L1 / □HER2 / □AR-V7 / □Vimentin(間葉系細胞)
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セルフリーDNA検査
制御性T細胞(Tレグ)検査
検査項目: Foxp3陽性T細胞(=T-reg=制御性T細胞
ガン、自己免疫疾患、アレルギー疾患、「CTL/Tレグ比率」など各種患等の治療指標となる制御性T細胞の検査を開始しました。
FoxP3陽性T-Reg:税別36,000円(税込39,600円)
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10種免疫検査
検査項目:CTL/Tレグ比率、ナイーブT/メモリーT比率、CTL/NK/NKT/CD8+NK/活性化T/ナイーブT/メモリーT/Tレグ/活性化Tレグなど
ガン、自己免疫疾患、アレルギー疾患、「CTL/Tレグ比率」など各種患等の治療指標となる10種類のリンパ球分画検査を開始しました。
10種のリンパ球、2種の比率測定:税別50,000円(税込55,000円)
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7種免疫検査
検査項目:CTL/Tレグ比率、CTL/NK/NKT/CD8+NK/ Tレグ/活性化Tレグなど
ガン、自己免疫疾患、アレルギー疾患、「CTL/Tレグ比率」など各種患等の治療指標となる7種類のリンパ球分画検査を開始しました。
7種のリンパ球、1種の比率測定:税別45,000円(税込49,500円)
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医療機関での検査(必須推奨検査)
下記検査は、病院・クリニックなどでの、自由診療の検査として測定可能です。
亜鉛(Zn(亜鉛))血清検査(136点) ※治療研究に必須
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/001723402
※食欲不振、元気消失、下痢、皮膚疾患、原因不明の痒み、味覚障害、臭覚障害、褥瘡、骨粗鬆症、精神疾患、ガン、成長障害、老化促進、不定愁訴など、多岐に渡る症状・病態の原因となる。
※現行基準値は80~130(μg/dL)→研究会推奨値80μg/dL以上
※世界的な統計で健常者の標準範囲は65~110(μg/dL)
※60μg/dL未満は亜鉛欠乏、80μg/dL未満は潜在的亜鉛欠乏が疑われるが、60未満の健常者もいれば、範囲内の亜鉛欠乏症患者も存在するため、数値よりも病状・病態変化の観察が重要。
セレニウム(セレン(Se))血清検査(144点) ※治療研究に必須
参考URL:http://uwb01.bml.co.jp/kensa/search/detail/3802296
※ガンを初め心臓病、肝臓病、その他の臓器の予防や治療に欠かせない重要な役割を持っていることが明らかになり、さらに近年の研究からセレニウムは人間の老化を遅延させる働きがあり、免疫機能を高め、性的機能を増強し、神経痛、関節炎、糖尿病、白内障などの軽減に役立ち、リウマチ性関節炎や筋ジストロフィー(筋無力症)などの治療にも効果を発揮することが分かってきています。
※現行基準値は107~171μg/L→研究会推奨値120μg/L以上
※血清亜鉛値と同様、範囲外で健常者もいれば、範囲内の患者も存在するため、数値よりも病状・病態変化の観察が重要。
25(OH)D(=血中VD量)血清検査(117点) ※治療研究に必須
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/001520902
VDはホルモン・体内抗生剤の材料→研究会推奨値60~100ng/ml
※ガンマーカー、自己免疫疾患マーカー、アレルギー疾患マーカー、として多くの研究論文で、血清25(OH)D3は、ガンや自己免疫疾患の有用なマーカーであるとされています。
※血清亜鉛値と同様、範囲外で健常者もいれば、範囲内の患者も存在するため、数値よりも病状・病態変化の観察が重要。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29217467/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30371905/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31077177/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33340057/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33324234/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29319717/
ほか論文多数
白血球分画(抹消血液像)血清検査(15点)/末梢血液一般検査(21点) ※治療研究に必須
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/003221201
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/T00000015
血液像・白血球像→研究会推奨値:(NLR=好中球/リンパ球比)1.5以下/リンパ球2000以上/NL比率1.5以下
抹消血液一般検査→研究会推奨値:(PLR=血小板/リンパ球比率)1.5以下/MCV(平均赤血球容積)100±1
※ガン、ストレス、などのマーカーとして世界中で多くの研究論文があり、ガンの予後の予測に有用なマーカーとされています。当会特別顧問であった新潟大学名誉教授・故安保徹先生らが導入を推奨していました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28380461/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26243392/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26077119/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26074706/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26416715/
ほか論文多数
脂肪酸分画(4成分)血清検査(405点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/00117A302
オメガ3/6比(=EPA/アラキドン酸比率) → 研究会推奨値 比0.5~1.0
※動脈硬化、ガン、自己免疫疾患、認知症、老化等のマーカー、として多くの研究論文から、オメガ3系肪酸と6系脂肪酸の比率は、動脈硬化、ガン、自己免疫疾患などの有用なマーカーになるとされています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12442909/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26795198/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23395782/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24228198/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22085587/
ほか論文多数
医療機関での検査(推奨検査)
IGF-1(ソマトメジンC)血清検査(212点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/003850902
インスリン様成長因子→研究会推奨値 100ng/ml未満
※ガンマーカー、慢性疾患マーカー、老化マーカー、として多くの研究論文からIGF-1は、ガンや老化(老化疾患、老化諸症状)などと密接に関係し有用なマーカーになるとされています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31366504/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30084561/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27312888/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31132076/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23182194/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32142767/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23434537/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15562830/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33459974/
ほか論文多数
フェリチン(貯蔵鉄=鉄タンパク)血清検査(108点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/011850602
体内の鉄量の指標→研究会推奨値 100~200ng/ml
低値(100ng/ml未満)は、うつ・貧血・精神神経疾患などのマーカー
高値(400ng/ml以上)は、ガンリスク・動脈硬化リスク・膠原病のマーカー
※ガンマーカー、うつ・精神疾患マーカー、動脈硬化マーカー、として推奨
※フェリチンは鉄貯蔵状態の重要なマーカーですが腫瘍を測るマーカーとしても有用とされています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23606622/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28160568/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32203223/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15963791/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12734900/
ほか論文多数
BUN(尿素窒素=蛋白質)血清検査(11点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/000780202
BUN(体内蛋白質の指標)→研究会推奨値 15~20mg/dl
※精神疾患マーカー、蛋白質マーカー、として
※BUNは腎臓機能障害の重要なマーカーですが、分子栄養医学の世界では蛋白質の充足度を測るマーカーとして、有用とされています。
HDLコレステロール 血清検査(17点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/001090102
HDLコレステロール(HDL-C)→研究会推奨値:77mg/dL以上(アポリポ蛋白A1:190mg/dL以上)
HDL-C(またはアポリポ蛋白A1)は疫学調査の結果からガンと自己免疫疾患のマー
カーとして有用と報告されています。
※ガン、自己免疫疾患のマーカーとして多くの疫学調査やメタアナライシスで、低HDL-C(高アポリポタンパク質A1)はガン(多発性骨髄腫、骨髄増殖性腫瘍、非ホジキンリンパ腫、乳ガン、肺ガン、神経系ガン等)及び自己免疫疾患のリスク増加と関連。ガン・自己免疫疾患のマーカーとして有用であるとされています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29223765/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32998735/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30745290/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27844137/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16291015/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30871387/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30510601/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26875520/
ほか、論文多数
AST/ALT比 血清検査 (各17点)
参考URL(AST):https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/000110202
参考URL(ALT):https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/000140202
AST/ALT比→ 研究会推奨値:比率1.5~1.0
AST、ALTは本来肝機能のマーカーですが、いくつかの論文でガンの予後に関するマーカーとして有用と報告されています。
※ガン、体内ビタミンB群、などのマーカーとして世界中で多くの研究論文があり、ガンの予後の予測に有用なマーカーとされています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33419840/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27732629/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27226065/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33228184/
ほか、論文多数
ヘモグロビンA1C(HbA1c)(49点)
参考URL:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/000140202
HbA1c(体内糖化=老化の指標)→研究会推奨値 4.8~5.4%
※ガン、慢性疾患、老化のマーカーとして、3カ月に1回程度の頻度を推奨。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26577885/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26575601/
ほか論文多数