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複合寛解療法

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複合寛解療法の趣旨

「寛解(かんかい)」とは、ほぼ完治に近い状態まで病状が回復する事を言います。現在の標準的な治療法では、完治が望めず、余命宣告を受けたガン患者さんなどがほぼ完治状態である寛解状態に回復する症例では、様々な治療法を併用しているケースが多くあります。当会では、数種類の治療素材を併用することで、相乗効果を期待して、寛解を目指します。「複合寛解療法」とは、数種類の治療素材を併用することで、寛解へ向かうことです。この複合寛解療法は、ガン治療をはじめ、その他の難治性の疾患も適応となります。例えば「現在の治療法で、この病気は完治しないので一生お薬を飲む必要があります」と言われていた糖尿病や高血圧など生活習慣病の患者さんや、「現在完治する治療法が見つかっていない」と言われた重症アトピー性皮膚炎や乾癬などの難治性皮膚疾患、自己免疫疾患、慢性閉塞性肺疾患、炎症性腸疾患、アレルギー疾患、神経変性疾患、などでも全国の医師や医療機関から、数種類の治療素材を複合すると、寛解例が報告され始めています。

こうした複合寛解は、現在の標準的な治療法だけでは達成できないので、最先端の実験的な治療法を試した結果、寛解に到達したという例や、逆に昔の治療家たちが行っていた様な伝統的な民間療法によって寛解に至ったという例など様々です。ですが、ガンに限って言えば最先端の実験的医療や最新検査と、伝統的な民間療法である食事療法や生活習慣改善などを組み合わせた統合医療が最も効果的で、科学的な意味でも「治療効果の再現性」が最も高いと考えられています。治療効果の再現性とは同じ治療法を用いてどれだけ多くの人に同じ様に治療効果をもたらすことが出来るかという意味ですが、これが高いほど優秀な治療法ということになります。その意味で現在最も治療効果の再現性が高いガン治療法は最新検査と対症療法と原因療法を組み合わせた「ガン複合寛解療法」という治療法ではないかと当会では考えています。

複合寛解療法とは

SBM主体の治療

複合寛解療法は、標準的な保険診療では完治が難しいとされる疾患に対して、治癒=完治を目指す治療法です。

標準的な保険診療は、EBM(Evidenced Based Medicine)=「統計的根拠に基づいた治療」が行われるのが一般的です。EBMは、患者さんの大規模な治療試験や疫学調査などの論文から治療データや傾向を集めた統計学が主体となった治療法であり、中央値から外れた標準的な病状・病態でない患者さんの場合は治療がマッチしない場合があります。標準的な病状・病態の場合は標準的な治療法と合致し、その場合は有益な結果を得られますが、データ群と完全に一致する患者さんばかりではないので、有益な結果が得られない場合もあります。

これに対して当会が推奨するSBM(Science Based Medicine)=「科学的考察に基づいた治療」は、当会初代理事長・白川太郎先生や多くの会員医師が実践する科学的な考察に基づく治療法です。SBMは、一例症例報告など、通常の医療では治癒しないとされた疾患が寛解した例を取り上げ、何が患者さんに対して有効だったのかを科学的に検証して同様の患者さんに試して効果を測る治療法です。そうした症例の積み重ねにより標準的でない病状・病態・疾患に対しても効果を上げる方法を探す治療法です。EBMの範囲では、治癒が難しかった患者さんに対しても、科学的考察に基づいたテーラーメイドの治療を提案することが可能な手法でもあります。

本来備わっている恒常性を取り戻す治療

人間には、恒常性(人間が本来もっている、内外の刺激に対して一定の状態を保つ力のこと)が備わっているので、多少の不摂生やストレス、ウイルスや病原菌などに対してバランスが保たれるようになっていますが、何らかの理由で、このバランスが大きく崩れると、恒常性が維持できず、吸収・代謝の低下、免疫低下、排泄障害などが起こり、不調が生じます。そのまま放っておくと、様々な病態や疾患に繋がっていきます。当会では本来人間が備えている治癒力を高め、恒常性を維持できるような治療体制を整えて、標準的な治療法では完治が難しい病状・病態・疾患に対して、複合的に治療素材を組み合わせ、寛解を目指す治療法を提案しています。

複合寛解療法では、安全性が高く、副作用がなく、吸収力の高い素材を使用して、代謝の促進、抗酸化力の向上、免疫力の賦活をすることで、恒常性を維持できる体質づくりをします。体の土台を整えるので、難治性の疾患に対しても治癒促進に繋がります。

具体的な治療の流れについて

1.検査と病状把握、2.対症療法の実施、3.原因療法の実施

検査と病状把握

通常、標準的な保険診療で行う検査では、項目の不足がある場合が多いので、体の中で何が起きているかを、更に詳しく把握するために詳細な検査を行います。詳細検査にて、現在の病状把握が行えると具体的な治療に結びつけることができます。

推奨検査

https://jscsf.org/inspection

原因把握

検査結果を踏まえて、当会会員医師の診察にて、現状の説明をします。
疾患に対する治療ではありません。
疾患になった原因に対して、どのような治療が適切かを把握していきます。

対症療法の治療

対症療法と原因療法

「対症療法」は、その名が示す通り「症状に対処する治療法」です。
体調不良や病気によって発生する「症状」を止めるための治療法であり、病気の根本的な原因を解決する治療法ではありません。
例えばガン治療での手術や抗ガン剤、アトピー性皮膚炎でのステロイド剤の使用などがこの対症療法に当たります。

これに対して、病気や不調の根本的な原因を取り除くことを目指す治療法を「原因療法」といいます。この治療法は病気の根本的な原因を特定し、その原因に対応する様々な方法の組み合わせによって、病気の原因を取り除く事を目指し、最終的に根本的な治癒を目指す治療法です。

原因療法は根本治療に向いていますが、時間がかかることが難点です。そのため難治性の疾患の場合は、スピードのある質のよい(副作用のない)対症療法と原因療法を組み合わせることで効果を高めます。

当会推奨の複合寛解療法

ベースとなる治療素材

ガンを初めとする多くの疾患に対する治療素材として(一般名:MDα、商品名:SDなど)や(一般名:LMM(リキッドマルチミネラル)、商品名:ドクターズミネラルなど)があります。基礎代謝の向上、免疫賦活、様々な体内蓄積に対応するデトックス効果の向上などを導く治療研究素材です。
また、その他の疾病に対しては、対象疾患ごとにベースとなる治療素材があります。例えば、肺疾患に対しては「一般名:ケルセチンフィトソーム、商品名:ケルセフィット」や「一般名:プラチナパラジウムナノコロイド溶液、商品名:純パプラール水」、血栓症に対しては「一般名:ルンブロキナーゼ、商品名:ルンブルサプリなど」、腸疾患に対しては「一般名:酪酸、商品名:ラクワなど」があります。

複合寛解療法を受けられる患者さん方に選択して頂く、土台となる治療法として、当会では、ガンを初めとする多くの疾患に対して、一般名MDαや一般名LMM(超ミネラル水)などを使用した治療法をお勧めしています。
MDαによる治療は、即効性の高い「対症療法」と根本的な治癒を目指す「原因療法」とが一体となった治療法です。またLMMはMDα開発のベース素材となった成分です。
MDαは体内に蓄積した重金属や食品添加物、有害化学物質などをLMM以上に強力に除去することで、人体を正常に働かせるために非常に重要な生体情報の連絡網である生体マトリックスを調整し正常化する事で、基礎代謝や免疫系の働き、内分泌系の働き、神経伝達系の働きなどを正常化します。これによって、医療レベルの機能性栄養素や薬剤の効果などを飛躍的に高まる事が臨床的に確かめられています。

サポート用の治療素材

当会では、ベースとなる治療素材をサポートする成分として、必須栄養素であり、かつ、ガンを初めとする多くの病気で、治癒に向けた大変重要な働きをする事が論文や臨床データなど多くのエビデンスから判明している治療素材を併用する事を強力に推奨しています。
現在、ほぼ全ての複合寛解療法で併用を推奨している治療素材は以下の通りです。

・ビタミンD3(10000IU)+K2(100mcg)
→各種ホルモンの増量や抗酸化・抗菌・抗ウイルス・抗ストレス・免疫力強化などで働きます。VDの血中濃度が低い人はガンの予後が悪く、膠原病などの発症率が高いことが分かっています。当会ではビタミンDの血中濃度60ng/dl以上を推奨しています。

・脂溶性ビタミンC(パルミチンでコート)
→抗ストレスと抗酸化ビタミンの代表格です。ガンを初め風邪や肺炎などウイルスに負けやすい人は大量に必要です。CRPやNLR、PLRなどの数値が悪い人には必ず接種をお勧めしています。

オプション用の治療素材

世界中で過去に行われてきた臨床データや論文などの蓄積から、様々な疾患に対して治療の過程で疾患ごとに弱点となる部分が機序が判明してきました。そうした弱点に対して効果が高く集中的に補う可能性の高い治療素材をオプションとしてお勧めしています。疾患・症状・病態に特有の反応から、検査結果を参考にしながら対応するオプショナンの治療素材です。以下の様なものがあります。

・(一般名:プラチナパラジウムナノコロイド溶液、商品名:純パプラール水など)
・(一般名:アサイゲルマニウム、商品名:DAGなど)
・(一般名:酪酸、商品名:ラクワ(酪和)など)
・(一般名:5アミノレブリン酸、商品名:5-ALAなど)
・(一般名:ニコチンアミド・モノヌクレオチド、商品名:NMNリエイジアなど)
その他

温熱療法

温熱は健康増進の基本です。医聖と言われたヒポクラテスも「熱をもってすればほぼ全ての病気は治癒する」と言う言葉を残しています。

・温熱療法(オンキュー注熱治療)
 →高温の温度反応で患部の触診や治療を行う温熱治療器。
・サルバシート(温熱)(5cm平方×100枚)
 →足裏に貼る事で低体温対策でポカポカ、痛み緩和にもお勧め。
・温熱療法(ボルカ岩盤石プレート療法)(※準備中)

メンタル療法

「病は気から」という言葉は真実です。大きなストレスは免疫力の低下を生じる事が医学的な事実として確かめられています。また、プラシーボ効果や、逆プラシーボ効果といった精神的な治癒増幅効果も世界中で報告されています。劇的寛解に至った多くの体験例からもメンタルの向上が治癒の不可欠の要素であったと語られています。

・自律神経調整療法
・サイモントン療法

当会推奨の原因療法

当会は進化医学(Evolutionary medicine)や分子栄養医学の知見に基づき多くの病気の根本的な原因とされている「不足(運動・睡眠・日光・愛情・ビタミン・ミネラルなど)」と「過剰(重金属・添加物・農薬・カロリーなど)」を解消する生活習慣を支持し、オートファジー活性を高める「半日断食」、代謝活性を高める「加塩糖脂制限」、「寝耳にわさび」、「まごわやさしい(ガンの人は=まごわくやしい)」など、過剰な体内蓄積を解消する「デトックス」の生活習慣を推奨しています。

半日断食

例として昼12時から20時までの8時間内や、13時~19時までの6時間内に、1日2食とし、それ以外の時間帯(16~18時間)は砂糖なしの水・お茶・コーヒーなどのみで一切食事をしない事で、体内浄化や体調回復、タンパク質再生による身体の若返りなどを促す、オートファジー活性を高める生活習慣を推奨します。

寝耳にわさび

「ね・つ→入浴と厚着で保温、体温不足の場合はボルカ岩盤温熱/LMM/DAG補給を推奨」、「み・ず→朝500ml、1日2Lの良い水を」、「み・ねらる→ミネラル豊富な食材、液体ミネラル補給、LMM補給を推奨」、「に・っこう→1日30分の日光浴、VD補給を推奨」、「わ・らい→免疫増強・ストレス解消」、「さ・んそ→深呼吸で代謝増強・血流改善、DAG/ルンブロ補給を推奨」、「び・たみん→野菜・果物・サプリで栄養補給、MVM/ノニ補給を推奨」など。

加塩糖脂制限

体調改善のため「加工食品」「塩分」「糖分」「脂肪分」を出来るだけ制限する食生活を推奨します。

まごわやさしい(ガン治療中は=まごわくやしい)

「ま・め」、「ご・ま」、「わ・かめ(海藻類)」、(「く・だもの」)「や・さい」、(「さ・かな」)、「し・いたけ(茸類)」、「い・も(根菜類)」
(※ガン治療中は、糖質よりも、ガン・ウイルスを増やし老化を加速するメチオニンが豊富な「卵・乳製品・肉・魚・小麦」を避ける食事を推奨し、「さ・かな」→「く・だもの」に変更)を推奨します。

デトックス

病的な状態に至るまで体内に蓄積した重金属・添加物・農薬・化学合成成分などのデトックスは、通常の食生活や生活習慣の改善では難しいので、デトックス素材の液体サプリメント=SD(スーパーデトックス))の飲用でデトックスを行います。

食事療法の治療戦略

1.腸内細菌叢を整える酪酸を摂る
2.ガンの栄養ブドウ糖を抑える(米を少量食べ、小麦を摂らない)
3.ナトリウムプロトンポンプの供給源となる塩分を抑える
4.インスリン亢進させないため砂糖・甘味料・甘いものを控える
5.igf 1を亢進させないため牛乳・乳製品・卵・肉類を抑える
6.2次免疫を上げる食材(キノコ類、海藻類など)を積極的に食べる

オプショナル・栄養療法

上記の原因療法だけでは、治癒・改善に至らない場合、下記のオプショナルな栄養療法を追加します。

温熱療法

温熱は健康増進の基本です。医聖と言われたヒポクラテスも「熱をもってすればほぼ全ての病気は治癒する」と言う言葉を残しています。

  • 温熱療法(ボルカ岩盤石プレート療法)(※準備中)
  • 温熱療法(特許製品・ひまわり家族)(※準備中)
  • 温熱療法(オンキュー注熱治療)(※準備中)

メンタル療法

「病は気から」という言葉は真実です。大きなストレスは免疫力の低下を生じる事が医学的な事実として確かめられています。また、プラシーボ効果や、逆プラシーボ効果といった精神的な治癒増幅効果も世界中で報告されています。劇的寛解に至った多くの体験例からもメンタルの向上が治癒の不可欠の要素であったと語られています。

  • EQP療法(※準備中)
  • 自律神経調整療法(※準備中)
  • サイモントン療法(※準備中)

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【ガン/がん/癌】について

日本では腫瘍を表す表記法として固形腫瘍を意味する「癌」や、白血病やリンパ腫など血液系の腫瘍を含む「がん」などの表記が一般的ですが、当会ではこれま
で知られていなかった浸潤・転移する恐いガンと浸潤・転移をしない問題の少ないガン(欧米で「偽ガン(医学用語idle)」と呼ばれ日本で「がんもどき」と呼ばれる積極的な治療を必要とせず経過観察の対象となる腫瘍)まで含めて「ガン」という表記を使用しています。そこでこのサイトでも(「がんセンター」などの固有名詞を除き)新しい表記法である「ガン」を使って表記したいと思います。

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