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【患者様用】当会の検査・治療をご検討中の方へ

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(一社)日本先進医療臨床研究会の治療研究に参加される前に必ずご覧ください。

目次

1.日本の「混合医療禁止」のルール
2.研究参加の対象について
3.対症療法と原因療法とは
4.病気や不調の原因とは
5.当会が推奨する三大原因療法について
 栄養療法
 温熱療法
 メンタル療法
6.治療の根幹となる生活習慣改善法

1.日本の「混合診療禁止」のルール

多くの方がご存じないと思いますが、日本には「混合診療禁止」というルールがあります。
これは、医師会と厚生労働省の下部組織である保険庁が決めた医療機関のルールです。
簡単に説明すると「同じ医療機関の中で、保険診療の治療と自由診療(自費診療)の治療を同時に行ってはいけない」というルールです。
日本の国民皆保険制度では、健康保険などの公的医療保険で診察することができる診療の範囲が限定されていて、保険適用の診療の一部または全部が保険で賄われています。保険で認められていない診療を、自由診療または自費診療と呼びますが、保険適用の診療と保険適応外の診療(いわゆる自由診療や自費診療)を混合して行う「混合診療」には、保険給付が行われず、保険適用の診療も含めて、全ての診療が自己負担になる、というのが「混合診療禁止のルール」です。

ただし、これは医療機関の診療報酬の支払いに関するルールなので、患者さんが、病院やがんセンター等での保険診療と、専門クリニックでの自由診療の両方の治療を行うのはまったく問題ありません。
というか、現在の日本で、難治性の進行ガンや難病の治癒・改善を目指すためには、そうした治療方法が一般的です。

この様に、現在の日本では、多くの医師や患者さんが「混合診療禁止」という日本独自のルールの中で、治療困難な病気に挑んでいます。
そして現状の保険診療だけで完治が難しい病気に対しては、保険適用の標準的な治療法だけではなく、現状の治療にプラスして、少しでも治癒・改善の望みがある先端治療や先端検査、同じ病気に効果があったと報告がある治療法を受けたい、と思うのが患者さんの本音だと思います。
そこで私たち日本先進医療臨床研究会では、「患者志向」の統合医療的、補完医療的な医療サービスによる「治療・症例研究」を推進しています。

2.研究参加の対象について

お申込の前に対象者のご確認をお願い申し上げます。
全ての治療研究において、下記、条件を満たしている場合に受付いたします。ご了承くださいませ。

  • 御本人様がお申込ください。書類の代筆や代理のご連絡は受付けておりません。
  • 自立歩行可能
  • 飲食が自力で行える
  • 3ヶ月以内の体重減少がマイナス10kg以内
  • 精神科領域の内服をしていない
  • 認知症の診断を受けていない、又は認知症様の症状がない
  • 入院中ではない

3.対症療法と原因療法とは

病気の治療法には、大きく分けて2つの方法があります。
「対症療法」と「原因療法」と呼ばれる治療法です。

「対症療法」は、その名が示す通り「症状に対処する治療法」です。
体調不良や病気によって発生する「症状」を止めるための治療法であり、病気の根本的な原因を解決する治療法ではありません。

「対症療法」の代表的な例は「薬」や「手術」です。
薬や手術によって体調不良や病気は一時的に改善するかもしれませんが、それは本当の意味で「病気が治癒」したわけではありません。
「対症療法」では、病気が発生する根本的な原因を取り除いていないので、同じ病気や症状が何度も再発する可能性があります。

これに対して、病気や不調の根本的な原因を取り除くことを目指す治療法に「原因療法」という治療法があります。
この治療法は病気の原因を特定し、その原因に対応する様々な方法の組み合わせによって、原因を取り除く事を目指し、最終的に根本的な治癒を目指す治療法です。

ただし、病気の内容によっては原因が特定出来ず、原因療法が行えない場合なども存在します。

また、長い時間をかけて発生した病気の原因を取り除くには、同じ様に、長い時間を掛けて取り除く必要があります。
そのため「原因療法」は「対症療法」の様に、「すぐに治る」という即効性はありません。

こうした特性があるため、現代医学では、両者を組み合わせる治療法が推奨されています。

多くの病気や不調に対して、即効性に優れた「対症療法」と、時間は掛かりますが根本的な原因を取り除き、再発を防ぐ「原因療法」の2つを、平行して行う事が最良の治療法であると考えられています。

4.病気や不調の原因

病気の根本的な原因を考察する学問として、進化生物学や医学、生理学、生化学などの知見に基づいて創始された「進化医学」という医学分野があります。

そして、進化医学の知見によれば、現代人の病気やその症状、不具合、不調の原因は主に、次の3つに要約されます。(厳密には6つですが、3つに統合します)

1.生体防御反応(咳、熱、下痢などの症状)
2.感染症(ウイルス、菌、真菌、虫など)
3.進化と環境のミスマッチ

原因の1と2に関しては、原因さえ取り除けば、比較的容易に、病気や症状や不具合や不調が治癒・改善しますが、問題は3です。

当会では、多くの病気や体調不良の原因は、この3つ目の「進化と環境のミスマッチ」、言い換えると、「人類のからだの進化スピードの遅さ」と「文明の発達スピードの速さ」のミスマッチに、主な原因があると考えています。

人類の身体の進化は思ったより遅く、現代人の身体はいまだに農耕や牧畜が始まる前の約1万年前の生活に最適化されています。
そのため、多くの人は変化の速い「現代文明」に身体がついて行かず、ミスマッチが発生しています。

当会では、そのミスマッチから発生する「不足」と「過剰」という現象に、不調や病気を解決するカギがあると考えています。

そして、その「不足」と「過剰」を解決するための方法が、当会で推奨する「温熱療法」や、「栄養療法」「メンタル療法」です。最も根幹となるのが「生活習慣改善法」です。

ミスマッチによる「不足」の代表は「運動、睡眠、日光、ビタミン、ミネラル、愛情」などです。

そして、「過剰」の代表は、「化学物質(添加物・保存剤など)、農薬、重金属、カロリー(加工食品・塩分・糖分・脂肪分・乳製品・小麦粉)」などです。

5.当会が推奨する三大原因療法について

当会では、出来る限り自然な方法で、副作用なく、病気の完治や体調不良の改善を実現するために、新しい医学体系である「進化医学(Darwinian medicine)」や「分子栄養医学(Orthmolecular medicine)」の知見に基づいた、「温熱療法」、「栄養療法」、「生活習慣改善法」などを提案し、普及活動を行っています。

原因療法(1)栄養療法
原因療法(2)温熱療法
原因療法(3)メンタル療法
詳細はこちら

6.治療の根幹となる生活習慣改善法

生活習慣改善法は多くの方法がありますが、参考として、当会では以下の様な方法を推奨しています。治療効果を促進することや再発防止のために生活習慣法は必要不可欠です。

  • 病気に負けない体を作る「寝耳にわさび」のライフスタイル
  • オートファジーによる細胞再生を高める「定時断食」
  • 栄養吸収と免疫の要である腸の状態を整える「加塩糖脂乳小の制限」
  • 代謝と血糖の安定を助ける「まごわやさしい(ガン治療中=まごわくやしい)」の食生活

寝耳にわさび

「ね・み・み・に・わ・さ・び」の頭文字を取ったもので、以下の7つの生活習慣改善法の集合体です。

ね・つ
→入浴と厚着で体を冷やさない

み・ず
→朝500ml、1日2Lの良質な水を飲む

み・ねらる
→ミネラル豊富な食材、LMM(リキッドマルチミネラル)やMVM(マルチ・ビタミン・ミネラル)などのサプリメントを飲む

に・っこう
→1日30分の日光浴、またはVDサプリで血中VD濃度60以上を目指す」

わ・らい
→免疫増強・ストレス解消

さ・んそ
→深呼吸やサプリ(LMM、有機ゲルマニウム、5-ALA)などで血中酸素濃度アップ→代謝改善・血流改善を図る

び・たみん
→野菜・果物、MVM(マルチ・ビタミン・ミネラル)などのサプリメントで栄養補給を図る、というライフスタイル改善法です。

定時断食

例えば昼12時から20時までの8時間や、お昼1時~夜7時までの6時間以内に食事をして、それ以外の時間帯(16~18時間)は砂糖なしの水・お茶・コーヒーなどの飲料のみで一切食事をしない事で、体内浄化や体調回復、タンパク質再生・細胞再生による身体の若返りを促すオートファジー活性を高める食事法です。

加塩糖脂乳小の制限

体調改善のため「加工食品」「塩分」「糖分」「脂肪分」「乳製品」「小麦粉」を多く摂りすぎない様に、意識して制限する食生活です。

まごわやさしい(ガンの人は「まごわくやしい」)

日本古来の食事として、昔から健康増進や代謝維持など身体に良いとされてきた食材による食事療法です。

「ま・め」
「ご・ま」
「わ・かめ(海藻類)」
「や・さい」
「さ・かな」
「し・いたけ(きのこ類)」
「い・も(根菜類)」

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【ガン/がん/癌】について

日本では腫瘍を表す表記法として固形腫瘍を意味する「癌」や、白血病やリンパ腫など血液系の腫瘍を含む「がん」などの表記が一般的ですが、当会ではこれま
で知られていなかった浸潤・転移する恐いガンと浸潤・転移をしない問題の少ないガン(欧米で「偽ガン(医学用語idle)」と呼ばれ日本で「がんもどき」と呼ばれる積極的な治療を必要とせず経過観察の対象となる腫瘍)まで含めて「ガン」という表記を使用しています。そこでこのサイトでも(「がんセンター」などの固有名詞を除き)新しい表記法である「ガン」を使って表記したいと思います。

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