TAQ検査とは
タンパク質合成を促すメッセンジャーRNAを調べる検査です。現時点で世界最高レベルの解析技術で、痛みを伴わない唾液でも測定が可能です。
検査の概要
通常の血液検査と比較し、早期に発見ができ、侵襲もなく、個人の治療評価に適しているため、導入することとしました。
ガンや病気の超早期発見のための検査としてだけでなく、治療研究の効果測定や、治療経過の進行把握などにも有用な検査です。
侵襲がない唾液検査
従来の遺伝子検査では、採血が必要でしたが唾液で採取できるため、侵襲がありません。
また、患者個人が自宅で測定することも可能です。
幅広い疾患に適応!早期に疾患の病態・病状を知ることができる
通常の血液検査と比較し、早い段階で病態や病状を知ることができます。
通常、メッセンジャーRNAは、24時間後にたんぱく質となって体質に関与するので、24時間前に病態の変化を知ることが出来る検査と言えます。
また、どんなメッセンジャーRNAも基本的に測定出来るので、例えばガンと9割相関するテロメレースという酵素(たんぱく質)のメッセンジャーRNAや、免疫系に関連するもの、アンチエイジングに関係するものなど、多種類のメッセンジャーRNAを調べる事で、24時間後の様々な病態変化の推測が可能となります。(基本的に、治療の効果判定では、治療前と治療1ヶ月後に測定を行います)
個人の治療評価に適している
通常の血液検査では、統計学に基づく基準値から逸脱しているかを測定しますが、TAQ検査では、個人の時系列変化を基本に状態を測定しますので、治療の効果判定に非常に役立ちます。
検査方法
自宅にて検査が可能です。
紹介先クリニックでも測定できます。
検体について
常温で2~3日、凍結で1週間程度測定が可能です。
自宅で測定する場合は、説明書に従い採取してください。
自宅では保管せず、すぐに冷凍便(郵便局)から配送してください。