一般社団法人日本先進医療臨床研究会(東京都中央区、代表理事小林平大央)は、医療法人社団癒合会(東京都港区、代表会田光一)、株式会社医道メディカル(東京都品川区、代表陰山康成)との提携により、前回お伝えした新型コロナウイルスに対する「定性抗体検査(税別7,000円)」、「定量抗体検査(税別10,000円)」、「唾液で測るPCR検査(税別20,000円)」などの遠隔検査に引き続き、5名以上の団体、および10名以上の法人に対して、月額固定の団体割引サービスを開始すると発表し、提携医療機関として遠隔検査の受付や遠隔検査の実施を行う会員医療機関の募集を開始しました。

月額固定の団体割引サービスの内容は以下の通りです。
※なお下記費用は全て税別価格です

10名以上の企業単位、または5名の団体にて、半年間の新型コロナ対策PCR検査を受け付けます。
※お申込み企業、または団体は人数×3ヶ月分を事前にお支払いしていただきます

①新型コロナPCR検査コース

【郵送遠隔、通院(医道五十三次クリニック)】
費用:12,000円(月何回受けても同じ費用)診察費用3,000円別途(月何回受けても同じ費用)/月

②新型コロナPCRおよび抗体ダブルチェック検査コース

【郵送遠隔、通院(医道五十三次クリニック)】
費用:17,000円(月何回受けても同じ費用)診察費用3,000円別途(月何回受けても同じ費用)/月

③17種類PCR検査コース

【※症状あり・熱発の人向け検査。原則として郵送遠隔検査】
費用:22.000円(月何回受けても同じ費用)診察費用3000円別途(月何回受けても同じ費用)/月
→17種類のウイルスを特定するPCR検査。検査可能なウイルスの内訳は以下の通り。
(1.新型コロナウイルス、2.インフルエンサ゛A型、3.インフルエンザB型、4.RSウイルスA型、5.RSウイルスB型、6.ライノウイルス、7.コロナウイルスNL63、8.コロナウイルス229E、9.コロナウイルスOC43、10.コロナウイルスHKU1、11.ハ゜ラインフルエンサ゛1型、12.ハ゜ラインフルエンサ゛2型、13.ハ゜ラインフルエンサ゛3型、14.ハ゜ラインフルエンサ゛4型、15.ヒトメタニューモウイルスA型、16.ヒトメタニューモウイルスB型、17.アテ゛ノウィルス)

④漢方処方(中国で重症者に効果ありのエビデンスがある漢方処方)

清肺排毒湯:12,000円、金花清感 6,000円
※来院の場合の検査機関は医道五十三次クリニック(東京都品川区)
1.年中無休。
2.新型コロナ検査は検体がラボに到着後3時間後に結果提示。
3.唾液を用いる高精度検査。
4.海外渡航用の陰性証明書発行可能(税別2,000円)
5.無症状の方も検査可能。
※但し上記の料金体系に加えて、オンライン診療の場合は検体郵送費用が検査毎に2000円かかります。(※針や血液など医療用輸送のため一般送料よりも高額となります。ご了承ください。)

また上記の月額固定の団体割引の受診者に対しても、検査時期・陰性・陽性の判定、予防対策・免疫強化に対する取り組みなどを記載した「免疫ビザ(発行無料)」の発行サービスも同時に実施致します。

現在、一般的に実施されている新型コロナウイルスの抗体検査は2種類あります。陰性・陽性のみが判定できるイムノクロマトグラフ法による「定性検査」と、陰性・陽性の判定に加えて抗体の量を測れるELISA法による「定量検査」です。抗体とは、新型コロナウイルスが体内に侵入した際に生産される免疫物質の事で、新型コロナウイルスに感染した場合、初期段階ではIgM抗体が生産され、後期段階でIgG抗体が体内で生産されます。この免疫抗体を体内で検出する検査が抗体検査です。

IgM抗体が体内に一定量ある感染初期段階の状態は感染リスクが高いため、他者との接触を避けるべき時期とされます。またIgM抗体が陰性となった段階では他者に感染させるリスクが低いとされます。IgG抗体は新型コロナウイルスの感染後期から体内で生産され始め、新型コロナウイルスの再度の感染から自身を守るために働く免疫物質と考えられています。ところが新型コロナウイルスの体内への侵入量が少なかった場合、生産されるIgG抗体の量も少なく、体内のIgG抗体は比較的短期間で抗体反応が消える可能性がある事が判明してきています。

これに対してPCR検査は、検査時点で体内に新型コロナウイルスの抗原(ウイルスそのもの)があるかどうかを調べる検査です。PCR検査が陰性だった場合、検査時点で体内に新型コロナウイルスがいない事が証明されます。一般的なPCR検査は鼻の穴から粘膜を採取して検査を行うため、遠隔検査は行えず、医療スタッフに飛沫感染などの危険性があること、粘膜採取にコツがいるため人によって検査精度が2~3割も下がる事などが懸念事項となっています。

これに対して「唾液で測るPCR検査」は唾液を送るだけで新型コロナウイルスの陰性・陽性の判定が可能です。検査にコツが必要ないので検査精度も個人や医療者の安全性も格段に向上した検査方法となっています。なおPCR検査で陽性判定が出た場合、検査時点で体内に新型コロナウイルスがいる事が確定します。しかしそれが感染初期なのか感染後期なのかはPCR検査だけでは不明です。陽性判定が出た場合、感染時期や感染力の有無などの追加情報を調べたい場合は、ELISA法による定量抗体検査(別途・有料)で、新型コロナウイルスに対する体内の免疫抗体の量を調べる事をお勧め致します。

定量抗体検査は、抗体の量を測るため陽性率(感度)・陰性率(特異度)ともほぼ100%です。また自分を守ってくれるIgG抗体が体内にどの程度の量存在し、どの程度の期間、体内に存続するかの目安にもなります。新型コロナウイルスの「定性抗体検査」「定量抗体検査」「唾液で測るPCR検査」の受診を希望する方、及び、検査受付窓口として参加をご希望の医師・医療機関は、事務局までご連絡ください。

本件に関するお問い合わせ先

一般社団法人日本先進医療臨床研究会
TEL : 03-5542-1597(受付時間:平日10:00~17:00)
FAX : 03-4333-0803
Mail: info@jscsf.org