元京大病院がん専門医による最良のセカンドオピニオン。
「IV期がんは治らない」。そう宣告されても、進行を抑えて日常生活を取り戻す「劇的寛解」という手がある。最新研究と臨床経験から導き出したアルカリ化の食事術で、がんの活動しにくい体内環境へ。元京大病院がん専門医による最良のセカンドオピニオン。
ステージIVでも
難治性でも
余命宣告を受けても
→がんを鎮めて長生きできる
「劇的寛解」とは、体の根本的な改良である。
Aさん:余命半年と診断されたが3年後に元気に現れ、15年後のいまも健在
Bさん:IV期すい臓がんからの肝転移がほぼ消失
Cさん:再発から13年経った現在も体調良好
→彼らの共通点は「アルカリ化食」で「がんが活動しにくい体内環境」を作ることだった
和田医師「実を言うと、私もがんを経験した人間の1人です。15年前、胃がんでをほぼ全摘し、アルカリ化食を自ら実践してきました」
内容
第1章 標準がん治療の現実
第2章 劇的寛解例に学べ
第3章 がんの正体
第4章 発生と転移の仕組み
第5章 がんの原因と特質
第6章 劇的寛解への治療戦略
第7章 がん沈静化のための治療目標と治療戦術
第8章 がんをおとなしくさせる食事術
第9章 アルカリ化食の実力と可能性
著者について
●和田 洋巳:からすま和田クリニック院長、京都大学名誉教授、一般社団法人日本がんと炎症・代謝研究会代表理事。1943年大阪市生まれ。1970年京都大学医学部卒業。医学博士。京都大学胸部疾患研究所、同大学再生医科学研究所を経て同大学大学院医学研究科器官外科(呼吸器外科)教授。京都大学を退職後、2011年にからすま和田クリニックを開設し「自分や家族が患者になったときに受けたい治療の創造」を理念にがん治療の臨床と研究を続けている。主な著書に『がんに負けないからだをつくる 和田屋のごはん』(WIKOM研究所)などがある。